岐阜県は御嵩町(みたけちょう)にあるコロッケ屋さん「ユタカ店」。ここが地元の高校生に大人気なんだとか。なぜでしょう。
実は、80点以上のテストを持って行くとコロッケが2個貰えるんだそうです。コロッケの中身はジャガイモ、お肉といって至ってシンプルなんですが、これがまた病付きになるくらい美味しいらしいです。
今朝、4月4日8時30分からのTBS系列番組「はなまるマーケット」の、ハッピーニュースというコーナーでこのことが紹介されていました。
きっかけはある日、学校の先生がこのコロッケ屋さんに来て「生徒が全然勉強をしない」とコロッケ屋の主人に言ったことから始まったそうです。
80点以上のテストなら、どんな科目でもよいそうで、また何枚でも良いそうです(2枚ならコロッケ4個)。
結構既出な話だったかな、各種ニュースやブログに取り上げられていますが、印象に残り、ちょっとウルっときた文を紹介します。
コロッケが欲しいんじゃない。
店主に励まされたときの、あの温かさが欲しくて頑張る。
人って実はそういうもんだ。
そうでなければ、大学受験に合格して、お礼にいいにくる生徒なんて出てこない。
高校時代ってちょっとマセながらも心の芯は純粋(感受性高い)じゃないですか。物欲じゃなくて、「頑張った」ってことを人に認められたい時期でもあり、それを「コロッケ2個」という形で返してくれる店主。地元高校生のモチベーションも上がるでしょうね。
何かに向けて頑張ろう、それを影で後押ししてくれる店主はほんとグッジョブです。
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