4月1日に堂々リリースしたものの、翌2日には無念にも終了してしまった、エイプリルフール限定ネタ、Google ダジャレサーチβですが、その開発後記が上記記事に書かれています。
で、びっくりしたのが、この「ダジャレサーチ」、1個1個手作業で人が考えて検索結果に割り込ませていたのかと思ったのですが、実は機械的な作業で作らせていたということ。
ダジャレサーチβの説明文に
・OyajiBot
・BakaUke
・KudaRank
という3つのアルゴリズムを使っている、ということを説明していたのですが、「ネタ」としてしか捉えていませんでしたが、「Oyajibotから文の長さや面白みのあるものを抜き出して」「BakaukeでOyajibotの文と検索ワードをくっつけて」「KudaRankで文の不整合性を考慮しつつダジャレを品評する」というもの。
人手の介在がないため、微妙にこなれていないダジャレが生成されてしまうのですが、それはそれで面白みがあります。
なんでも自動化して作ってしまう、まさにグーグルの得意分野と言えるかもしれませんね。グーグルのブログに「ダジャレを100語見つけた記事」が紹介されています。
Google ダジャレサーチ(みた、こと。きいた、こと。)
あと、
そもそも、このダジャレサーチは Google の「20% ルール」からスタートしました。( Google の「20% ルール」とは、勤務時間の 20% を自分の好きなことに使ってよい、という世界共通の社内ルールです。)
この企画、有名なグーグルの「20%ルール」から生まれたものだということを言っています。毎日の業務時間のうち20%をコツコツ割いてエイプリルフールのために仕込みをやってきた・・。
OyajiBot、BakaUke、KudaRankはもしかすると社内の情報収集源として活用され続けていくかもしれませんね。
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