パソコン向けネット広告も従来のマスメディアに追いつけ追い越せと右肩上がりの方向で調子の良い波がやってきていますが、モバイル広告も市場をどんどん拡大しているようです。リサーチ企業のシード・プランニングがまとめたニュースリリースに以下のような記事がありました。
モバイル広告市場は2011年には2,500億円を突破
モバイルでのアフィリエイト広告も伸張。2007年は全体の22%に
同リリースに下記のようなことが書かれています。
2008年のモバイル広告市場は、2007年に対して43%アップと1,000億円を超えることが推定される。その後モバイル広告市場は持続的な成長により、2011年における市場規模は2,500億円を超える規模に達すると予測した。
2008年も順調にモバイル広告の需要が増え、11年までには2,500円市場になるだろうと。
モバイルと言えば大手は「グーグルと提携したドコモ・au」「Yahoo!ケータイのソフトバンク」の他にも「mixiモバイル」や「モバゲータウン」の存在も欠かせないと思います。
さらに、2007年の「モバイルアフィリエイト市場」が全体の22%を占めており、モバイル広告の需要増に連動して拡大していくだろうという見通しが。
小さなウェブサービスで広告をビジネスモデルとしているところも、携帯版をリリースしてアフィリエイト広告を収入源とするニッチャー(隙間産業)が登場してくるかもしれませんね。いずれにせよ、日本のネット広告はまだ右肩上がり。あとは拡大する中でどれだけのシェアを取っていくか・・・ということも考えさせられます。
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