上記記事にて、ニコニコ動画を主宰している「ニワンゴ(ドワンゴの子会社)」の杉本誠司社長がプレゼンテーション内容が述べられているのですが、その中で気になった一言がありました。
ビデオリサーチインタラクティブ調べのデータによれば、1人1カ月あたりの滞在時間がYouTubeでは1時間11分なのに対し、ニコニコ動画では3時間57分と長い。
ということはニコニコ動画の1人あたり滞在時間はYouTubeの3倍ぐらいになる、ということですよね?
これはかなりの強みを占めていると思います。最近「ページビュー(ページ閲覧数)」だけでなく、「サイトの滞在時間」もウェブサイトの価値を計る指標として機能しているので、大きな価値を生み出しているという風に受け取ってもいいかもしれません。
私自身もそうですが、面白いモノに対して「弾幕」を付けるという作業で他の見知らぬユーザーとのコミュニケーションを図っており、そのコミュニケーション自体がかなり楽しい作業になっているので、おのずと滞在時間は増えるのではないかと思われます。
いずれにせよ、コミュニケーションツールとしてのニコニコ動画に多少なりとも期待したい部分はありますね。
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