グーグルには「20%ルール」という有名なルールがあるのですが、仕事に従事している時間のうち20%を自分の興味・関心のある分野に割け、というものです。
20%ルールに関しては下記の記事が詳しいかと。
グーグルの20%ルールは義務づけ? Forbes「躍進グーグルの型破り経営 (Google Thinks Small)」より(eビジネス・IT戦略の波間に)
それに対抗してか、サイボウズグループの「サイボウズ・ラボ」は「50%ルール」なるものを適用しているらしいです。
サイボウズ・ラボが設定する研究開発領域の範囲内において、自分で設定した研究開発テーマに業務時間の最低50%を割くことができるということが保証されている。
「一応、『半分は好きなことをやっていいよ』というふうにしているんですが、よく見ると100%好きなことをやっているかもしれない(笑)」(青野氏)
ただこちらは「義務」ではなく「権利」という感じですかね。しかし好きなこと100%できるかもしれないというのは大胆です。
その一方、「50%ルール」はビジネスに直結しなければ成立しないのではないか、という指摘がありまして。読んでいて興味深かったです。
要するに、サイボウズラボの50%は「ビジネスに結びつく50%」だが、Googleラボの20%は「技術を追求する20%」という質の差があると。
なるほど。「まずビジネスありき」の50%ルール・・・ということも考えられますね。シビアな気もしますが、秋元さんのブログを読んでいる限り「オモシロいことやってそうで・・羨ましいなぁ」という感じもしなくもなく・・。
秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログ
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