次世代DVD、2007年10月〜12月はブルーレイが圧勝と言う記事で各メーカー別シェアをグラフにしました。
その中で、ブルーレイのシェアが96%にまで上っており、HDDVDの東芝が4%弱までになってしまっていたのですが、「HDDVDから撤退か?!」という報道が出ているようです。
何も正式な決定はないと、Toshiba America Consumer Productsのマーケティング責任者ジョディ・サリー氏は主張している。「技術的な進歩に基づき、当社のプレーヤーの価値と一貫した品質を考えると、当社は引き続き、HD DVDが消費者にとって最高のフォーマットだと確信している」
だが同氏は、何かが検討中であることをほのめかした。「過去1カ月間の市場の動きを鑑み、特に最近のHD DVDプレーヤーの値下げに照らして、東芝は市場の影響と消費者への価値命題を今後も研究していく」
ということで、「正式情報ではない」とした上で、ユーザーにとって最適なモノを研究中・・・というわけです。
東芝日本語サイト、英語サイト、Toshiba America Consumer Productsのニュースリリースも見てみたのですが、このことについての情報は今のところ公式なリリースは出ていません。
HDDVDプレーヤーの値段を一部商品は半額ぐらいまで値下げしているある意味「勝負を賭けている」ので、そんな簡単に「撤退する」とも言えなさそうですね・・。
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