6月に「ネット接続、光が前年比60%増、ケーブル微増、DSLは微減」という記事でブロードバンド全体のグラフをお見せしましたが、2006年9月〜12月の時点で2,500万契約数を突破後3,000万契約へ向かって前進していました。
その「3,000万件」の大台、どうも年末にはそれを達成するような勢いでいるようです。
総務省のデータではなく矢野経済研究所のデータですが、年末には
DSL(ADSLなど) 1,329万(前年比− 72万)
FTTH(光接続) 1,313万(前年比+433万)
ケーブルテレビ 390万(前年比+ 29万)
となる見込み。
2007年6月時点のデータではFTTHが1,000万契約を切っていたことを考えると「こんなに上がるのかな」とちょっと考えますが、利用エリアなどは順次拡大中なのでしょうかね。
あと各社キャンペーンもかなり熱烈にやっているようで、地域によって異なるでしょうがかなりオイシイ条件(たとえば家にかかってきた電話で言うと商品券付き)などが後押ししているとも考えられるでしょうね。
ちなみにブロードバンド市場は1兆円を超えるマーケットになっていくようです。まだまだ拡大中ですがシェア争いも気になるところでしょうね。
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