売上高 1兆3,647億円(+22%)
営業利益 1,677億円(+49%)
経常利益 1,112億円(+77%)
中間純利益 465億円(+221%)
決算説明会のストリーミングがソフトバンクのウェブサイトで見ることができます。ある程度ザッと見たのですが、やはり携帯の伸びが大きかったように思えます。
各セグメント別のデータをサマリーで集めてみました。以下のデータは中間決算短信より。
携帯電話: 売上高8,145億円、営業利益942億円
ブロードバンド:売上高1,298億円、営業利益190億円
固定電話: 売上高1,815億円、営業利益3.5億円
インターネット:売上高1,104億円、営業利益549億円
EC: 売上高1,254億円、営業利益 21億円
決算説明会の中で気になったこと
「インターネットのアジア最大の会社が携帯も最近始めた、と。こういう風に受け止めて欲しいなと。それがわれわれの想いの軸足にある」
「戦略的インターネット事業集団」
「インターネットマシンに進化する」
携帯会社と言うよりもむしろインターネットの面を強調しているように伝わりました。つまり、携帯電話はインターネットに接続するためのデバイス(装置)としての位置づけ、ということでしょうか。
ホワイトプランが今後どうなるのか
ソフトバンクの携帯電話、前年比で法人申込みが5.5倍あったそうです。私が勤めている会社も先月から今月に掛けて一斉にホワイトプランでソフトバンク携帯を導入したのですが(で、私がその担当者だったわけですが)、「月980円の基本使用料」に魅力を感じて加入している法人がかなりの数あると思います。社内用の内線としても十分に使えますし。
質疑応答の中で「ホワイトプランは儲かるの?存続するの?」というものがあったのですが、孫社長「ホワイトプランはNo.1のサービス事業者が取るべき戦略ではない。が、現在提供中のユーザー様にはずっと提供し続ける」ということで、今後新規申込みに関してはどうなるかは分かりませんが今入っておけば途中でホワイトプランという料金プラン自体を廃止、変更を余儀なくされるということはなさそうです。
ちなみにホワイト家族24の申込み比率がが5月〜9月で4割から7割になっています。
トランシーバー感覚で使う携帯電話
携帯電話を2台持っている人が「トランシーバー感覚で」ホワイトプランに入るとどうなるかという質問に対しては「トランシーバーを大いにご活用ください」・・・2台持っていると1台要らなくなるんじゃないかという読みということです。複数キャリアに同時加入できる「2in1」なんか出ると面白くなって・・・・・こないか。
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