このブログも4月から携帯電話の純増数を追っかけているのですが、2007年9月の携帯純増数がTCA(電気通信事業者協会)から発表されました。内訳は
ソフトバンク 198,300件増
KDDI 158,000件増
NTTドコモ 37,500件増
で、8月のようにドコモは純減とはならなかったものの差を付けられている状態で、依然ソフトバンクが1位をキープしています。
2007年4月から9月までの純増数をグラフにしてみるとこんな感じ。
全体として見ると、純増数がここ半年で一番少ないのが8月ですが、この月ドコモは純減しています。
また、MNP(ナンバーポータビリティ)に関しては、
KDDI 51,700件増
ソフトバンク 26,000件増
NTTドコモ 77,000件減
でまたもやドコモがKDDIとソフトバンクに食われています。これもグラフ化してみると
KDDIが多くを占め、ソフトバンクはやや転入超、ドコモは転出超の一方です。ただソフトバンクが少しずつ転入数が増加しているような気もしますが、「1円携帯」「0円携帯」が消えるかもしれないことを考えると各キャリアどういう動きをするのかかなり気になります。
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まだ実際の加入者数ベースで見てみますと、
・ドコモ 5,000万強
・KDDI 3,000万弱
・ソフトバンク 2,000万弱
となっています。増減ではソフトバンクが上位に居ますがこのペースではドコモとの差が縮まるのに時間は掛かる・・と言ったところでしょうか。