「ネット銀行」と言えばジャパンネット銀行やイーバンク銀行、ソニー銀行などが有名ですが、住友信託銀行とSBIホールディングスが共同で「住信SBIネット銀行」を設立する、というニュースが。
ネット銀行界の新規参入者がまた一つ増え、競争が激化するんでしょうか?!
資本金は200億円で、両社が50%ずつ出資する。本店は東京・六本木に置き、社長には住信出身の田中嘉一氏が就任する。
事業内容はインターネットや携帯電話などを使い、円・外貨預金や住宅ローン、カードローンなどを提供するほか、振り込みなどの資金決済サービスも手掛ける。
という感じで今のところはオーソドックスな業務内容になっていますが、SBIと言えばイートレード証券がありますので、今後イートレと提携して新しい事業をやりやすいなどのメリットもありますね。
ネット銀行の収益源はやっぱり手数料と金融商品でしょうか。私は現在イーバンクのカードを持っているんですが、この前三井住友で出金しようとしたら出来なかった(で、調べたら3メガバンクとも銀行ATMでは出金できない様子)というなんとも悲しいことが起こったりしました。「利用可能ATMの拡大」もネット銀行戦略の一つにあるのかもしれません。
[関連記事]
SBI北尾氏が語る“金融×Web2.0=ファイナンス2.0”論とは
「株式新聞」がSBIグループ入り
「人生銀行」シリーズの「貯金爆弾」って一体どんな貯金箱?
「イオン銀行」に三菱UFJ・三井住友・みずほの3メガバンクが15億円ずつ出資の方向