まだ仮称ですが、ウィキペディアにも「イオン銀行」の項目が作成されているとおり、小売大手のイオンが設立準備中の銀行のことです。
で、その「イオン銀行」に三菱UFJフィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループの3メガバンクがそれぞれ5%ずつ出資する方向だということです。
イオン銀は金融庁から銀行免許を取得し、10月にも開業する方針。資本金は当初、300億円を予定している。イオンの出資比率は50%程度で、残りは3大銀行をはじめ、多くの企業に出資を要請している。幅広い連携網を構築することでサービスの拡充を狙う。
ウィキペディアの同項目によれば、セブンイレブンの中にある「セブン銀行」は手数料モデルを中心に100億円超の利益を上げているらしい。小売店にATMを設置するというのは良いビジネスモデルになるということなのでしょうかね。
イオンのキャッシングディスペンサー(CD機)で銀行預金の引き出しはできますが、見た感じからATMではなくあくまで「キャッシング機」という感じなので、それも含めてイオン銀行設立の際は銀行っぽくなれば消費者の利用率も上がるのでは、と思います。
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