ネットカフェ難民5400人のうち300人は「正社員」の謎

厚生労働省の初の調査結果が公表されたことで、ネットカフェ難民についてのニュースが次々と出てきています。

ネットカフェ難民５４００人　５０代も２割超す(iza!)
“ネットカフェ難民”は全国に5,400人、厚生労働省が実態調査(Internet Watch)
ネットカフェ難民は推計5400人　「自力脱出は困難」(ITMedia)

iza!の記事に気になる一節が。

住居喪失者を雇用形態別にみると、アルバイトなど短期直用労働者が約１２００人、日雇い労働など１カ月以内の短期派遣労働者が約６００人で、長期を含めた非正規雇用の労働者は計約２７００人。正社員として勤務している正規雇用労働者も約３００人と推計された。

ネットカフェ難民５４００人　５０代も２割超す(iza!)

この「正規雇用労働者300人」というのがどうも気になって。

で、東京で考えてみると、インターネット漫画喫茶のナイトパックで6〜8時間過ごした場合の相場は2,000円前後といったところでしょうか。30日換算で6万円(プラス飲食代洗濯代諸々)。一方東京都の家賃相場は以下のサイトで見ることができますが・・。
東京都の賃貸の家賃相場情報

やはり6万円前後だと若干都心にアクセスが不便かもしれませんね。正社員なら大概交通費は出るでしょうが、はるばる遠方から出てきて満員電車の中でストレスを溜めることを考えると「移動時間」の問題とかもあるのかもしれません・・。

そう考えると正職員でも給料が少なかったら「賃貸」と「ネットカフェ難民」を天秤にかける人も出てくるのかもしれません・・。

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