あらゆるモノ/コトを宣伝するためにいろんな手段が使われていますが、元記事に、映画「伝染歌」のちょっと変わったプロモーション事例が書かれていました。
記事を見て初めに目に付いたのは「トイレットペーパーにQRコードが書かれている」ということ。そういえばトイレの中ですることって用を足すことぐらいしか無いため、ちょっとした暇つぶし的な何かがあれば面白いかもしれませんね。
上記商品画像のように「トイレットペーパーで遊べる」というのは格別新しいことでもなさそうですが、それをプロモに使う場合どんな工夫があるのでしょうか?
具体的には、トイレの床に足跡をつけて幽霊が歩いたように見せかけたほか、壁には映画内で登場する伝染歌の歌詞の一部を手書きで書いたシールを貼った。さらにそのシールには「上を見る↑」のように見た人の視点を誘導する文言を入れ、天井を見上げるとQRコードが書かれているようにした。
また、トイレの水を流す部分にはボタンを押すと伝染歌が流れるトイレ擬音スイッチを設置。鏡にも女性の顔がぼんやりと映っているかのようなシールを貼り、特注で用意した、QRコードと伝染歌の告知が書かれたトイレットペーパーを置いた。
ぎゃああ・・・かなり怖いですねこれ。もともと「伝染歌(でんせんうた)」は「歌えば死ぬ」という自殺ソングをテーマにしたホラー映画で、PG-12(12歳未満は保護者同伴推奨)作品です。
で、こういう仕掛けが商業施設のトイレにあるわけですが、
トイレをジャックして恐怖心と好奇心をあおり、見た人がケータイでトイレの様子を撮影して、ブログやSNS、メールなどで友だちに「こんなの見ちゃったよ」と伝えたくなるようにし向ける。
なるほど。確かにプロモーションするだけなら「ブロガーに書かせる」ということもアリなんでしょうが、ブログネタにしやすいモノを自発的に作ることでさらに大きなプロモ材料になりますよということか。
さっきテクノラティのキーワードランキングを見たら2位に「伝染歌」がありました。kizasiでも28位に上がっていることを考えると、それなりの効果はあったと考えてもいいかもしれませんね。
しかしこれ、宣伝にしては怖すぎるかも・・・。私みたいなビビリが見て、用を足す前にちびらなければ良いのですが・・。
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