「弥生会計」「弥生販売」「やよいの青色申告」などなど、中小企業や個人事業主にとってはファイナンスの味方になる弥生株式会社。ホリエモン時代にライブドアが弥生を買収して、当時の弥生の代表・平松庚三氏が現在のライブドアホールディングスの社長を務めているわけですが、やっぱりライブドア、売却進めないと経営が厳しいということなんでしょうかね・・。
売却金額は710億円。弥生は将来の新規株式公開(IPO)を視野に入れ、企業価値を向上するとしている。
弥生からのニュースリリースも出ています。
ライブドアホールディングスからの分離独立について
売上高・利益率、ともにいいので上場も確かにアリなのかとは思いますが、ちょっと勿体無いな、という気もしなくもなく。
現時点で経営陣の変更はない、ということは今後も平松氏は弥生に残り続ける・・・ということなんでしょうか。あるいは・・。
さらに、ライブドアホールディングスのウェブサイトを巡回していたら「経営陣挨拶」のページ、ニコラス・E・ベネシュ氏の言葉に
時期を別にして急成長を続けていた日本の会計ソフト開発会社2社の売却アレンジを担当し、結果的に両社とも競争入札で米国の会社に買収されました。そしてその2社が合併して、現在の弥生株式会社になったのです。
という言葉がありました。ウィキペディアの弥生と合わせて読むとなかなか買収・売却の激しい歴史がありますね・・。
「ハゲタカ」を見るとどうも買収・売却のニュースに敏感になってしまう私なのでした。
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