NHKのドラマ「ハゲタカ」の再々放送、24日で最終回。で、ハゲタカって何?

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NHKで放送されているドラマ「ハゲタカ」。私は土曜ドラマ時代は見逃し、再放送は途切れ途切れで見て、やっと再々放送は通しで見ることができましたが、それも24日で最終回です。早い。




ご覧になった方もたくさんいらっしゃるとは思いますが、番組内容は、もうそれはそれは、ライブドアショック村上ファンドの事例を彷彿させるような感じですが、「企業価値とは一体何なのか」ということを真剣に考えさせられるものだと思います。

ちなみに「ハゲタカ」についての説明がウィキペディアに載っていますが、こういう感じです。

複数の機関投資家や個人投資家から集めた資金を事業会社や金融機関に投資し、同時にその企業の経営に深く関与して「企業価値を高めた後に売却」することで高い利回りを獲得することを目的としたファンドである。(中略)
買収対象が主に経営危機に瀕した、もしくは破綻した企業であるものが多く、そのさまがまるで屍肉を漁るハゲタカを思わせることから、ハゲタカファンドとネガティブな表現で揶揄されることもある。

番組でも紹介された事例でもありますが、経営困難に陥っている企業(→株価が割安)の株式を持ち、多くの議決権(=株式)を獲得し、株主総会で「モノ言う株主」になるわけです。多くの議決権を持っているので比較的意見が通りやすいということ。

で、その議決権を利用して何をするかと言えば「リストラ」・・あまり採算の合わない部門に対して資産の売却や人員削減などをするわけです。で、リストラの効果が出れば採算が合う部門だけ生き残るわけなので、当然帳簿上は儲かったように見えるわけです。

するとその好決算を見て「この企業は期待できる」と一般の投資家が株式を買う。買えば買うほど株価が高くなる。株価が高くなったとこで売り抜ける、というのがハゲタカのやり方、という感じです。

で、帳簿上は儲かったと言っても決算書は単年度、あるいは短期的な数字を中心に発表されるので、長期的に見ると「もしかするとここの部門はリストラしなかった方が儲かったかもしれない」なんて場合もあるわけです。目先の儲けだけを見ていると長期的な視点が崩れる場合が多いのですが、ドラマで出てくるハゲタカファンドと経営陣の対立は「短期的な目先の利益か、長期的な戦略か」という問題を巡って激化するわけです。。

このドラマを見てると、「会社は誰のものか」という疑問が思い浮かんできます。そりゃ、組織図を見ると「株主総会」が頂点にあるので「株主だろ」とは思うのですが、必ずしもそういうワケではないのかもしれない、ということも思わされます・・。面白いです。

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posted by teraitakeshi at 2007年08月23日23:54 | Comment(0) | TrackBack(0)




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