ネットリサーチの“MyVoice”の調査によると、試供品(サンプル)を貰う人がアンケート対象(12,654人)の中で8割強いて、その人たちの中で、サンプルがきっかけとなって実際に商品を購入した人の割合が7割弱も居る、ということです。
なかなか「サンプル」というもの捨てがたいもんじゃないですか・・。
元記事によると、試供品がきっかけで購入したモノの上位は
・化粧品、美容製品:29%
・食料品:28.5%
・飲料:22%
・ヘアケア用品:20.1%
という順番。食料品や飲料は日常的に消費するモノなのでサンプル配布のようなちょっとしたきっかけで購入しそうですね。
化粧品やヘアケアの場合は絶えず「自分に合ったもの」を探す必要があるので、サンプルを使ってみて「これは!」と思ったものは継続的に利用しそうです。
同記事の「試供品がきっかけで、継続して購入したことのある商品」の1位が化粧品・美容製品で3位がヘアケア用品、という感じでリピート率が高いということも伺えます。
AIDMAの法則からAISASの法則へ、とウィキペディアにも書かれていますが、サンプル配布ってShare(ブログやSNSでクチコミを加速させる)おまけ付きなんじゃないか、とも思ったりもします。
そういえば日本の試供品配布サイトで言えばサンプル百貨店や試供品.comが有名ですね。知らなかった人はこの機会に・・。
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