17日の米国株式市場は
ダウ平均 13,079.08 +233.30
ナスダック 2,505.03 + 53.96
S&P500 1,445.94 + 34.67
で、やっとこさ反発してくれました。これで一旦落ち着いたのでしょうか。
今年3番目の上げ幅となる前日比233・30ドル高の1万3079・08ドルで取引を終え、3日ぶりに終値で1万3000ドルの大台を回復。欧州株式市場も急反発し、世界的な株安連鎖にひとまず歯止めがかかった。(中略)
市場関係者は「FRBの異例の対応により、金融市場の最悪期は終わったとの見方が広がった」(米エコノミスト)と指摘している。
ということで、
急速な円高や全世界同時株安の原因、「サブプライム問題」とは?(GIGAZINE)の流れから行くと、
サブプライムローン債権で儲かりまくりだった
↓
住宅の価格が供給過多で下落、さらに景気も停滞し始めた
↓
サブプライムローン債権に頼ってファンド運用していたヘッジファンドが破綻
↓
銀行や投資家があわてて資金回収し始める
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ヘッジファンドはサブプライムローン債権の穴埋めのためにほかの方法で利益を上げようと必死になる
↓
穴埋めできないヘッジファンドは崩壊、清算、廃業
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サブプライムローン債権を含んでいるかもしれないファンド運用に対して信頼性が急速に悪化
↓
お金の動き、つまり流動性が低下。全世界に波及。
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FRB(連邦準備制度理事会)が利下げを実施
↓
預金していても金利が低いので、「貯蓄」から「投資」に
↓
株式市場にお金が流通
↓
株価回復・・・になるのか??ただ、本質的なものが見えていないので、今後の動向に注意する必要はもちろんありますが・・。
さらに、こんなニュースも出てきてます。ちょっとした安心材料になればいいのですが・・。
円急騰、東証暴落 利上げ 8月確率「0%」に 市場観測(Yahoo!ニュース)
円急伸・株暴落 日銀利上げ見送りへ G7加盟国が対応協議(Yahoo!ニュース)
まあとにかく、「現在のところは」一安心してもいいのかもしれませんね。日銀が市場の予測を裏切らないことを祈りつつ。
・・投資判断は各自にお任せします。
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