静岡大が「目の動き」で本人確認する技術を考え出したそうです。
メガバンクのATMで使われるキャッシュカードが次々と指紋認証や静脈認証を使うことで、バイオメトリクス(生体認証)という言葉が段々と認知されてきたのではないでしょうか。
で、バイオメトリクスの方法はいろいろあるんですがウィキペディアによれば、網膜の毛細血管の形状、耳たぶの形など認証方法は多種多様。コストが掛かりすぎて実用化には程遠いものもあるそうです。
新方式は、本人の意思ではコントロールできない生体反射を利用したのが特徴だ。生体反射は、熱いものに触れて声を上げるまでの時間や反応の仕方が個人ごとに決まっているように、意識では制御できない動作をいう。1つのモノを両眼で追うという動作も、意識的にずらせないという点で生体反射に含まれる。
静岡大「生体認証」技術考案 「目の動き」で本人確認(フジサンケイビジネスアイ)
実用化のコストや心理的抵抗(バイオメトリクスでは大事とされる)については元記事で触れられてませんでしたが、人の「無意識」を利用したバイオメトリクスはなかなか珍しいですね。
筆跡も頑張って(意識して)真似ようと思えば真似れるようになるでしょうし、無意識な目の動きを測れたならなかなか面白いことになるんじゃないかと思います。何に使えるのかは別として・・・。
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