パリス・ヒルトンと言えばメディアに取り上げられるときは決まって「お騒がせセレブ」というタイトルが付きますが、たとえスキャンダルでもメディアに取り上げられる回数が多くなれば知名度も上がりファンも増えるということで。
この法則がそのままSEO(検索エンジン最適化)に当てはまるんじゃないか、というのが元ネタ記事の言っているところでしょう。
僕はこれを「メディア露出におけるパリス・ヒルトンの法則」って呼んでるんだけど、どれほど魅力に乏しいコンテンツでも、適切なメディアの注目を得ることができれば、非常に目立つ可能性があるということ。
ここで大事なのは「適切な」メディアということじゃないかと思います。
パリス・ヒルトンの例に照らし合わせると「マスコミ」で脚光を浴びる、それがクチコミになる・・・。これがネット上の話題だとしたら日本の例では大手マスコミのウェブサイト(asahi.comやYOMIURI ONLINE)に載るのに合わせて、Yahoo!のトップページのトピックスあたりに取り上げられたりとか、もっと細かくIT系でいけばITMediaやCNET、インプレスウォッチやインターネットコムに掲載されること、ブログで言うならGIGAZINEやネタフルなどに取り上げられるというのがあるのではないでしょうかね。
実際それらのメディアに取り上げられたものは少なくともはてなブックマーク数だけで言うとかなりの数を稼げていますし。
書き手の方は「良質なリンク」を獲得することに主眼を置いているんじゃないかと思います。
で、さらに付加価値的な要素としては、各種有名メディアに上がった奇抜で面白いサービスならば、私のような末端ブロガーがガンガン取り上げて、ロングテール効果もありながらどんどん知名度は上がる、リンクは増える、SEO的にも効果抜群、というものだと思いますね。
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