高校を選ぶときに「□□大学に○○人合格!」という数字を見る人も多いんじゃないかとは思いますが、関西圏には「関関同立(関大、関学、同志社、立命)」という4大私立大学があり、ここの入学実績も大きく見るらしい。というか塾や予備校などでもこの数字はデカデカと掲載してますからね。
で、大阪のとある高校で1人の受験生が関関同立、合わせて73学部受けて全部合格、そして実績にも73という数字がプラスされるという結果。受験料は学校側が負担したらしいです。
で、このニュース、オチが見事なことに・・。
同校によると、生徒が受けたのは関西、関西学院、同志社、立命館の各大学。大学入試センター試験の結果だけで合否が決まる制度を使い、専攻ごとに出願、新たに受験せずに多数の学部・学科に合格していた。生徒は第1志望の公立大に進学した。
結局関関同立は全部蹴ったというのがまた。センター受験を使ったらしいのですが、確かにセンター方式ならセンター試験の点数のみで大学が判定して合否決めますからねえ・・(いい商売だと思う)。
それはそれとして、確かにウソはついてないですが、そこまでして見栄はらなきゃ今の時代やっていけないんでしょうかねえ。
個人的にはそんな合格実績なんてどうでもよく、「実りある高校生活」を過ごせればそれでいいんじゃないかと。
[関連記事]
山梨県立大学、エイプリルフールネタが採用されてキャンパスの開放時間延長
早稲田のUI(University Identity)戦略。伝統を守った方がいいと思う私は古い?
学校給食未納総額22億円!滞納者9万人!について考える
iza!で「やばいぞ日本」特集。何がヤバイのか考えさせられます。