ブロードバンドという言葉自体バズワードというか死語になりつつあるんですが、逆に言うとそれだけ生活に浸透してきたということなんでしょうか。
総務省のプレスリリースによると、2007年3月末時点でのブロードバンド契約数で一番伸びたのはやはりFTTH(Fiber To The Home:光接続)でした。
2007年3月末時点のFTTH・DSL・ケーブル契約数(括弧内は前年同期比)
FTTH 8,803,898(+61%)
ケーブル 3,609,625(+ 9%)
DSL 14,013,248(− 3%)
と、FTTHは1年でプラス60%以上の伸び。ケーブルも9%伸びています。ADSLなどのDSL契約数は微減。2006年末の統計からDSLサービスが減少し始めており、ADSLからFTTHへとシフトする時代がやってきているような気がします。グラフにしてみるとこんな感じ。
で、この3つを足してトータルした数もグラフにしてみました。ペースは遅いですがまだ全体的に右肩上がりなような気がしますね。
と、ブロードバンドユーザは全体的に伸びてきている様子。
また、MM総研、FTTH加入者数が800万件を突破。ADSL加入者数は大幅減(Broadband Watch)によれば、
FTTHのシェアはNTT東西合わせて69%と圧倒的。UCOM(USEN)とKDDIは7%弱。
で、ADSLはヤフーBB(ソフトバンクBB)が37%、NTT東西合わせて38%、とヤフーがそれなりの数を確保していますね。
ちなみにFTTHのISP(プロバイダ)はOCNがトップ(27%)、次いでビッグローブ(10%)、ニフティ(9%)の順。ADSLのISPはソフトバンクBBがトップ、次いでNTTコミュニケーションズ、KDDIの順。
家でも会社でもADSLを使っている私はそろそろ時代遅れになってきそうだな、うん・・・。
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