2007年5月の携帯純増数が発表されたようです。このところKDDIがずっとトップを独走していたので、やはり数字が気になります。
電気通信事業者連合会からのニュースリリースはこちら。
事業者別契約数(電気通信事業者連合会)
各社どうなったのか、見てみると・・
ソフトバンク 162,400
KDDI 138,500
NTTドコモ 82,700
と、ソフトバンクがトップに躍り出ています。やはりこれ、ホワイトプランが効いたのでしょうか?
4月の数と比較してグラフにするとこんな感じ。
全体的に純増数自体が下がっていますね。ソフトバンクも下がっています。その中で生き残りをかけて戦っているという状況。
ソフトバンクが後場一段高、5月の携帯電話契約数でソフトバンクモバイルがトップ(Yahoo!ファイナンス)
によれば、ソフトバンクがトップになったのはボーダフォン時代も含めてはじめてのこと。
ソフトバンク初のトップ 5月の携帯純増 ホワイトプラン牽引(フジサンケイビジネスアイ)によるとMNP(ナンバーポータビリティ)による移転数は
KDDI 55,100
ソフトバンク 3,100
NTTドコモ -58,300
これもグラフにしてみると、
主にKDDIがドコモを食っているような感じというのは4月と変わり無さそう。それにしてもソフトバンク、純増数が多くてMNPの移転が少ないということは、月額980円と安いホワイトプランで「2台目」を持つ人が増えてきたということなのかな?
この数字だけでは「ドコモに移転ゼロ」かは分かりませんが、Modern Syntaxさんの「ドコモに移転ゼロ」に書いているように、「ドコモから移転たくさん」→「ドコモ辛い点たくさん」的な結果になっちゃいましたね。来月は頑張って欲しいもんです。
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