日経平均 18,053.38 +12.45
TOPIX 1,779.72 + 1.22
ジャスダック 81.13 - 0.08
2部指数 4,101.32 - 2.48
ヘラクレス 1,508.31 - 6.09
マザーズ 909.25 - 8.27
日経平均は朝、ダウなどの下落を受けて17,879から始まったものの、後場きちっと戻し、18,000台をなんとかキープ。1部の売買代金は3兆円を超えていますが相変わらず日足ベースで考えると横ばい。動かないというのはある種ちょっと重たい展開なのかとも思いつつ、日足チャートを見てもどちらに動くか予想できません。ただ5月度のネット証券主要5社の売買代金はプラスに転じたような。たまにザラ場を見るとデイトレしやすそうなTICKチャートを見せていることから、個人投資家が戻ってきたとも考えられますね。
それでは6/7の売買代金と値上がり率上位銘柄。投資は自己責任でお願いします。
売買代金:商社株がトップ5に3つ入ってる
(↑:上昇/↑↑:2%以上上昇/↓:下落/↓↓:2%以上下落/→:横ばい)
1. ↑ 8411 みずほフィナンシャルグループ
2. ↑↑ 8002 丸紅
3. ↑ 8058 三菱商事
4. ↑↑ 9984 ソフトバンク
5. ↑↑ 2768 双日(以上、すべて東証1部)
1位のみずほですが、世界的な金利上昇を睨んで銀行の収益が上がるのではないかという見方もあります。
銀行株が底堅い、みずほFG株は切り返す(Yahoo!ニュース)
2位の丸紅は大和、そして日興シティの格上げが材料か?アラブで淡水化事業をやるというニュースがきっかけっぽい。
「株式」 丸紅(8002)−個別銘柄ショートコメント(Yahoo!ニュース)
で、それを受けてかどうかは分かりませんが、三菱商事、双日などの商社株がトップ5圏内にいますね。
4位のソフトバンク、純増数がKDDIを抜いて1位に。ホワイトプランが当たったのかな。ホワイトが周知されればヒットは「予想内」だったと素人の私が見てもそう思います。
「株式」 ソフトバンク(9984)−個別銘柄ショートコメント
しかし商社株は人気のようで、他にも住友商事(8053)が14位、住友商事(8031)が17位に。それぞれ割安感が報じられています。
三井物が堅調、ニュージーランドの酪農会社に出資(Yahoo!ファイナンス)
銘柄サーチライト=住友商事(Yahoo!ファイナンス)
値上がり率:介護のツクイが5位に。でもちょっと要注意
1. 4766 ピーエイ(マザーズ) +32%
2. 5913 松尾橋梁(東証1部) +27%
3. 1885 東亜建設(東証1部) +24%
4. 4741 インターネット総合研究所(マザーズ) +21%
5. 2398 ツクイ(JASDAQ) +19%
1位のピーエイはアジア人技術者を採用する事業で人気。
「株式」 ピーエイ(4766)−個別銘柄ショートコメント(Yahoo!ニュース)
2位の松尾橋梁はボロ株物色の動きなのかこれは。
「株式」 松尾橋(5913)−個別銘柄ショートコメント(Yahoo!ニュース)
3位の東亜建設はラジオNIKKEI(短波ラジオですね)で取り上げられていたそうです。
「株式」 東亜建(1885)−個別銘柄ショートコメント(Yahoo!ニュース)
4位のIRIは親会社となるオリックスの株価にサヤ寄せする動きになっています。理論値ベースでいくと、2倍ぐらいは上がりりそうか?
【個別銘柄】ネット総研がストップ高買い気配、オリックスの株式交換比率にサヤ寄せ(Yahoo!ニュース)
5位のツクイはおそらくコムスンから利用者が流れてくることを睨んでの買いでしょうね。
厚労省がコムスンの指定打ち切りへ、政府は対策本部設置(Yahoo!ニュース)
ただ、コムスンの売り上げ700億円が全部流れてきたとして、介護業界は本業単体では儲からないということは念頭に置いておかなければなりません。お客さんがたくさん流れてきた、そこでどうやって(介護サービス以外の)付加価値を付けるかというのが分かれ目になってくると思われます。