セキュリティソフトで有名なマカフィーの“SiteAdviser”というツールがあるんですが、これに関しては以下の記事が詳しいかと。
見る前に危険なサイトを警告するプラグイン「SiteAdvisor」配布開始(Internet Watch)
で、そのSiteAdviserを使った結果、Google、MSN、Yahoo!、AOL、Askの検索大手5社のうち、検索結果のうち危険なサイトを一番多く含む検索エンジンはYahoo!だったということです。
マカフィーのニュースリリースはこちら。
The State of Search Engine Safety(McAfee)
AOL returns the safest results: 2.9 % of results rated red1 or yellow2 by McAfee SiteAdvisor. At 5.4%, Yahoo! returns the most results rated red or yellow.
検索結果に危険なサイトを含む割合が一番低いのはAOLで2.9%、一番高いのはYahoo!で5.4%とあります。2倍近くの開きがあるということか。ちなみにGoogleは3.4%、Askは3.5%、MSNは4.2%でした。
Change since May and December 2006のテーブルを見ると、今回と、06年12月、06年5月に行った結果を比較しています。検索サイト5社のうち、危険なサイトの割合が
・2期連続で下がったところはGoogle,AOL,Ask
・2期連続で上がったところはYahoo!
と、Yahoo!にとってはなかなか厳しい結果が。検索エンジンもセキュリティの低いサイトを選別しなきゃいけない時代なんですね・・・というかスパムサイトが無くなればそれでいい、それだけの話でしたね。
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