農薬関連が高い、世界的な異常気象による需要拡大期待、「日本農業の輸出産業化」による恩恵思惑も(Yahoo!ファイナンス)
最近の世界的な異常気象を受けて、世界的な農薬の売れ行きがよくなり、海外への需要が増えるのではないか、という見通しです。以下、農薬に関連する株式銘柄と、5月25日から6月1日までの1週間の株価の動きを見てみました。
コード 企業名 5/25 6/1 変動率
4997 日本農薬 486 640 +31.7%
4996 クミアイ化学工業 235 267 +13.6%
4989 イハラケミカル工業 324 350 +8.0%
4028 石原産業 219 234 +6.8%
9992 理研グリーン 284 300 +5.6%
4003 コープケミカル 141 148 +5.0%
4992 北興化学工業 417 425 +1.9%
4955 アグロカネショウ 850 828 -2.6%
と、8銘柄中7銘柄がプラス。さらに5%以上上昇している銘柄も多くあります。
あと、本当かどうかは分かりませんが、面白い話が。
中堅証券では、「中国の高所得者は自国の農産物を口にせず日本産を食べている、との話がある。さらに、中国産農薬と農産物に対する不信感を背景に、日本の農産物の中国向け輸出が拡大し、日本農業が輸出産業化するとの予想もある。
何かと中国産の食品が問題を起こしているのはよくニュースで見かけるのですが、逆に中国の人は日本産の農産物を食べているというのは日本の農産物が「信頼の証」ってことなんでしょうかね?
確かにBSE問題のときに日本の過剰なほどの食品安全基準とか取り上げられていたのを見て「やりすぎじゃないかなあ」とは思ったんですが、最近食育ということばもよく耳にしますし、ロハスの影響もあってか自然食のお店も多いような気がします。
食糧問題はありますが、日本の農薬事情や食事情、ある意味見直せるかもしれませんね。
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