ジャスダックがテクノロジーに特化して新しい市場を作るという話があったらしいんですが(知らなかった!)、まあ如何せんジャスダック指数がまだ80台ぐらいで。ジャスダック指数は1991/10/28当時の時価総額を100として計算した数値なので現在はそれよりも20%ぐらい下回っていることになってます。詳細はジャスダックインデックス(Wikipedia)を参照して頂ければ。
NEOの創設で少しは活発になってくれればいいんですけどね。ほんと市場が市場なだけに、新興市場には手が出せない状態になっています。
NEOは「新しい」「最新の」という意味の接頭辞・形容詞であり、イノベーション・先端的テクノロジーや将来性のあるビジネスモデルによる成長を目指す上場企業が集まる市場を目指すという意味を込めているという。また同時に「New(新しい) Entrepreneurs'(起業家達の) Opportunity(機会)」の頭文字の略語でもあり、最先端企業が上場するマーケットの創造を期待しているという。
直訳「企業家たちの新しい機会」。いつスタートするのか分かりませんが、なかなかウェブ系の企業に限って言えば上場することに対して「知名度向上」以外のメリットがあまり感じられないような気がします。あれだけ期待されたミクシィでも公開価格割れしちゃってますし(現在値154万円、公開価格155万円)。
もちろん、例えばモノ作り系の会社なら上場して資金調達してそれをもとに新たな技術を世に広め利益を得るというのはあって当然ですが・・・。IPOはなかなか投資家のオモチャにされやすいのでその後のことを考えると・・・うーん厳しいなあ。ジャスダック指数が100あたりまで戻るニュースがあれば万歳三唱なんだけどなあ。
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