スクエニの07年3月期決算は売上高プラス31％。欧米向けFF12が好調でした

スクウェア・エニックスが最高益を記録--2011年3月期には利益を2倍に(CNET Japan)より。

スクウェアエニックスの決算の概要はCNETの記事を見れば早いのですが、詳細が以下の公式サイトIR情報に載っていますので、そちらと合わせて見て行きましょう。
IR情報(SQUARE ENIX)

まずは連結ベースでの売上高・利益から。カッコ内は前年比です。
スクウェア・エニックスの売上高と利益

売上高　　　1,635億円(＋31％)
営業利益　　　259億円(＋68％)
経常利益　　　262億円(＋69％)
当期純利益　　116億円(−32％)

という感じで売上高が30％以上増加、営業利益も60％以上増加でいい感じですね。でもよく考えたら今年はスクエニから大したタイトルのゲームって出てたっけ？とちょっと気になる部分もあり・・。何だろうと思ったらCNETの記事が参考に。

タイトルはあまり出ていない割に増益なワケは？

ゲーム事業では同社として初めて、海外の売り上げが国内を上回った。タイトルとしてはPlayStation 2向けの「FINAL FANTASY XII」が北米で168万本、欧州で110万本を売り上げたほか、「KINGDOM HEARTS II」が欧州で70万本売れるなど好調だった。また、国内ではニンテンドーDS向けの「ファイナルファンタジーIII」が99万本、「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー」が141万本というヒットになった。

スクウェア・エニックスが最高益を記録--2011年3月期には利益を2倍に(CNET Japan)より引用

ということでした。今やスクエニって国内よりも海外の方がヒット要因になるんだ・・・日本のゲーム凄いですね。あとタイミングずれてFF12が売れたこともきっかけになったんすね〜。それと、スクエニの決算短信には「Dragon Quest: The Journey of the Cursed Kingが欧州で46万本売れた」という記述がありましたが、これは日本のタイトルで言うところの「ドラゴンクエスト8　空と海と大地と呪われし姫君」のこと。
ちなみにどうでもいいんですが、海外版のドラクエ8は主人公がスーパーハイテンションになるとスーパーサイヤ人っぽくなります。かっこいい。
Image:Dq8tension+100.jpg(Wikipedia)

08年3月期予想
2008年3月期の連結ベース・通期予想は以下のようになっています。

売上高　　　1,625億円(− 1％)
営業利益　　　210億円(−19％)
経常利益　　　200億円(−24％)
当期純利益　　120億円(＋ 3％)

うーんドラクエ9が発売予定ということでもうちょっと上乗せしてもいいんじゃないかと思うんですが、そこらへんは控えめなのかな。サプライズ期待しています。

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