「情報商材」という言葉を聞いただけで(あるいはそれらしい分かりやすいレイアウトのページ)を見ただけでウンザリしたり拒否反応を示したことがあったんですが、ネタとして扱うのはまあ良いかなと。
私自身“どうしようもないぐらいお金があったら”ネタとして買いたいものの一つです(まあ絶対そんな大金は手に入らないでしょうから)。
P O P * P O Pさんの記事にはこんな感じで紹介してあります。
7.Joel Comm - $24,000 per month
こちらはいわゆる情報企業な方。「Googleが決してあなたに教えないAdSenseでの儲け方」というE-Bookを販売しています。彼自身もAdSenseで月に?万円だそうですよ。
ということで、Joel Commさんのページを見てみました。
むむ、なにやら普通のウェブサイトっぽそうですが。
情報商材っぽいイーブックを発見。行ってみる。
日本の情報商材と同じようなレイアウトだ。ぎゃふん。
で、ページレイアウトはさておきとして、捨てアド使って無料レポートを見てみたんですが、中身はまあ普通のことです。
ある程度、無料レポートの説明文が日本のそれよりも具体的に書いてあるので、その点だけはまあいいかなと。日本の場合「○○をすれば儲かります!」的に書いてあって○○の中身は絶対に明らかにしないというパターンが多いような。で、(全部とは言いませんが)どうしても自分の商材、あるいは他人のアフィリエイトに結びつきがちなのでまあこの点はいいんじゃないですか。
それにしても情報商材ってこんだけお金払う価値があるのか?ってのは買ってみないと分からないので何とも言えませんが、コメントやトラバスパムが横行しているのってどこかの情報商材系のサイトが誘導してるんじゃないかと。それに関しては以下のブログが詳しいと思います。
「こちらの記事を紹介させて頂きましたので」コメントスパム対策を考える(りょーちの駄文と書評)
アホ商材を売っている奴発見!(りょーちの駄文と書評)
未検証ではありますが、ウィキペディアでもネガティブなことが書かれていますし。
情報商材(Wikipedia)
まあよほど興味シンシンな人以外は買わないのが得策なんじゃないかなあと思います。「あらゆる情報が無料化される」Web2.0時代に逆行してるような気もしますからねえ・・。
[まとめ]
・アメリカでも情報商材なるものがあることにびっくり
・日本のそれよりはまあ具体的だけど・・・
・スパムを増やして小汚く金を稼ぐってのはナシだなあ
アメリカでは情報はタダという考えは少ないです。
チップの文化の国でもあるので、情報に対しては対価を払うのが定着しています。
むしろタダの情報はあまり信用されません。
(疑い深いといえるかもしれませんね)
情報商材については、米国に5年ほど日本は遅れてやってきました。
日本人は気軽に寄付する習慣が少なく、また、サービスに対してチップを払う習慣がありません。
水と同じように情報もタダと考えてしまいますが、世界からみれば、どちらかというと少数。
日本での情報商材は儲からないし、アドセンスも同様。
また、どちらかというとアサマシイ感じを受けるかもしれません。
しかし、米国を中心とした英語圏では、アドセンスも情報商材もクリック率が高く購入率も高いです。
英語サイトを作ってみれば、その異常なまでのクリック率の高さに驚くでしょう。
日本語圏のサイトは閉じたムラ社会のサイトという感じがします。
そんな事情がだったのですか・・チップの文化と比較すると面白いですね。
そう言われてみれば日本はモノ作りな国で、モノにはお金を払う一方であまり情報にお金を払う文化では無いような・・と気づかされました(ウェブやそれ関係のコンサルに関して納品時になって「なんで形の無いものに金払わなきゃいけないんだ」と言う人然り)。
近々下手な英語で日本のネット事情に関するブログを作ろうと思ってましたので、作ってからデータを比較してみます。
>日本語圏のサイトは閉じたムラ社会のサイトという感じがします。
というのにはこっそり同感です。うまく説明はできないんですが、ネットが普及してオープンになってきたとは言っても、なにか閉塞感を感じるときがあります。