Millward Brown Optimorというリサーチ企業の調査結果によると、2007年、各社ブランドが将来的に見出す価値が一番大きいのはグーグルで、その価値が664億ドルという結果が。
2位以下はGE、マイクロソフト、コカコーラ、チャイナモバイル、マールボロ、ウォルマート、シティグループ、IBM、トヨタの順。
日本企業の中ではトヨタが一番上でした。
トップ100までGIGAZINEさんに載っていたので、その中から日本企業がいくつあるのかピックアップしてみます。
まず23位にNTTドコモ、36位にホンダ、54位にキヤノン、55位にソニー、58位に日産、98位にレクサス・・あれっ、意外と少なかったなぁ。
もう一回ザッと見てみましたが、やっぱり無さそう(もしあったらお知らせいただけると有り難いです)。
それはさておきとして、ブランドって長い時間を掛けて構築されるんじゃないかって言う感覚があったのですが、創業10年足らずのグーグルが、設立後100年以上経っているGEを抜いてトップになるとは。
時代が変わったんでしょうかね。グーグルのことをあまり悪く言う人はいませんし、むしろ私なんかもそうですが、グーグルが「凄いことをやってる」とブログに取り上げる。そういうある種のクチコミ効果を発生させると、グーグル自身が検索によってクチコミを拾い、検索エンジンに登録させて爆発的に広める(私のブログは爆発力を持っていませんが)。
私みたいな人がたくさんいればいるほどその影響力はますます強くなり、拾う情報が多ければ多いほど検索の精度も上がる。検索の精度が上がり、またグーグルが賞賛される・・という好循環を生み出している、そんな気がします。
Web2.0時代のブランド構築って、ある種グーグルを見習えばいいのかなぁとも思っちゃいます。
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