毎年4月1日はエイプリルフールで、インターネット上でもお祭り状態だったのですが(Yahoo!の例で言えばサザンオールスターズ桑田佳祐氏の事務所に立ち入り捜査で検察官エキストラを多数使うなど)、インターネット以外のリアル社会でも面白いネタがどんどん出されていたようです。
そんな中、山梨県立大学の学生がエイプリルフールネタとして「飯田キャンパス24時間開放へ」という見出しを付けた学生新聞を発行。それを知った同県の横内正明知事は…。
なんと、県立大に声を掛けて、カフェテリアとパソコンコーナーを時間延長することを決定したそうです。
もともと学生から「キャンパス時間延長」の声が上がっていたらしく、それをエイプリルフールネタとして少し皮肉交じりに書いたんでしょうね、学生の願いがひょんなことから知事に届いた面白いケースでした。
何か最近学生に自主性がない(当たり障りの無い、非自発的)などいろいろあんまりいい評判を聞いてなかっただけに、何かアクションを起こすこと自体が少なくなっているような気がします(昔のような過激な学生運動が是か非かは別として)。
で、何かメッセージを発していない限りはそれを受け取れるはずがありませんので、今回のようなケースをきっかけに、もっともっと、学生が自主的にメッセージを伝えていくことが出来れば少しずつ社会が変わるのかもしれませんね…と、何様のつもりでモノを言っているのか分からなくなってしまいました。
今回の記事の詳細が山梨県のホームページに掲載されているので、興味のある方は是非。
知事記者会見(平成19年4月17日)(山梨県ニュース詳細)
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(個人的に)なかなか笑えた過去のエイプリルフール特集