記事によると、マイクロソフトの提供する「ブログサービス」にSNS機能を追加すると書いてありますので、多分“Windows Liveスペース”のことなんでしょうかね。
昨年8月にサービスを開始っていう風に記事に書いてあるので多分そうだと思うんですが(裏づけ:MSNスペースの後釜、Windows Live Spacesが登場!(TechCrunch))。
しかしWindows LiveスペースってSNSだとてっきり思っていたら、どうやらブログという風に分類されているらしいですね。
(参考:Windows Live Spaces(Wikipedia))
このブログ、足跡機能はないんですけど、アクセス解析機能が付いてまして、いちおどこから人が来たかということが分かります。ただしそこからいきなりコミュニケーション…というのはちょっと敷居が高かったので、SNS化することで人と人が繋がる敷居を低くしようというのは悪いことではないかもしれません。
ただ、今さらながら私見を言わせてもらうと、上記のウィキペディアの記事に
それまで提供されていたブログサービスであるMSNスペースをリニューアルした。 尚、前身のMSNスペースは、「魔法のiらんど」との提携により運営されていた、日本発のサービスであった。
Windows Live Spacesより引用
とあるように、以前は「MSNスペース」で、その当時からMSNスペースとして使っていたので、名前が変わるといのはどうも…。「MSNスペース」名義の方が良かった、いや、あるいは「魔法のiらんど」名義の方が良かったんじゃないかとも思います。「魔法の・・」の方が知名度高いように思えるので、思い切って「MSN魔法のiらんど」みたいな感じで(魔法のiらんどはNTTデータグループに吸収されましたが)。
以前「Microsoft、インターネットブランド“live”戦略に陰り」という記事でも紹介したとおり、MSN LiveとWindows Liveという2つのブランドがまだごっちゃになってしまっている人も多いはず。まずはブランド名の浸透を徹底させなければという課題が残ります。
そして次に使いやすい、しかも安定したユーザーインターフェースを確保することと、検索や表示などのスピードも検討課題の一つなんじゃないかと思います。ブログとSNSなら尚更のこと、インターフェースがごっちゃにならないようにした方がいいでしょう。そこらへんはある程度ミクシィに倣えばいいかと。
そして日本でトップになるならば、何と言ってもミクシィを抜かなければならないということで、会員数を増やさなければならないと。ミクシィでさえも動画サービス“mixi動画”をリリースするなど努力しているので、Windows Liveも何か一ひねりしなきゃいけないんじゃないかとも思います。
最近出てきた“Twitter”や今からライブドアがやろうとしている“PRAC”のように、「ゆるく繋がる」というのもいいかもしれませんし、まあそこらへんは…私が言わなくても努力してるでしょうね(私が言ったところで何の変化もないと思うんですが)。
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