シニア向け携帯電話がだんだんと普及し始めています。マーケットはそこそこあるようで(ドコモの1割弱ぐらいを占めてきているらしい)。
私事で恐縮なんですが、私の祖母も「携帯が欲しい」と言って買いにいくのに付き添ったことがあるのですが、「家族割に入れる」という値段の面だけを考え、シニア向け携帯機種が無かった旧ボーダフォンを選んだのが地獄の始まりで、小さい文字との格闘(メールの送受信がつらかった)、電話帳への登録(ワンタッチボタンが無かった)など、猛特訓をしてもなかなか難しく、電話帳登録作業はたまに私が代わりにやっていたりなんかもしていました。
で、iza!の記事にある「らくらくホンベーシック」(4月13日発売)に関して、「あ、いいなぁ」と思うところをいくつか挙げてみます。
・誰から着信があったか声で知らせてくれる
人間年を取れば悲しいかな老眼になるそうです。私の父親(50代前半)も老眼に悩まされています。ましてやもっと上の世代はさらにひどいでしょう。着信があって、携帯を開けたとき、大概の場合番号が大きく表示されていて名前はその片隅にあるような感じ。老眼だと、それを見るのにピントを合わせなければならないようなシーンをたまに見かけます。声で知らせてくれればしかめ面のような顔をしなくて済むんじゃないでしょうか。
・メールの内容を声で読み上げてくれる
これもメールの本文を見るとき、しかめ面をしないで済みますね。書くときはしょうがないでしょうけどね。。
・メールの返信時、本文入力候補を用意
それでも書くときはなかなか面倒。たとえば「おはようございます」だったら「“あ”を5回押して、“は”押して、“や”を3回、“あ”を1回、“か”を5回…あれ、濁点ってどこだっけ?」ってことになりかねません。祖母からテストメールが来たとき濁点が無かったことを覚えています(笑)。メールの返信が定型文だったら、入力候補をそのまま使えば楽でしょうね。
・そしてお決まりの「ワンタッチダイアル」
これが無かったららくらくホンから「らくらく」の文字が消えてしまうような感じですが、うん。確かに必要です。
など、かゆいところに手が届いているような気がします。だいぶユーザーの声を反映したように思えます。商品紹介サイトは以下からどうぞ。
らくらくホン ベーシック(NTTドコモ)
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