データにあるネット証券大手5社とは、
・SBIイートレード証券(通称イートレ)
・楽天証券
・松井証券
・マネックス証券
・カブドットコム証券(通称カブコム)。
これらの売買代金の合計が、2005年度と比べて2.6%減っていたということらしいです。
2006年度の株式市場で起こった最大の出来事と言えば「ライブドアショック」で、これをきっかけに新興市場(マザーズ・ヘラクレスなど)が冷え込むことになりました。数字がよーく証明してくれています。
新興市場の指数とトピックス
マザーズ指数はライブドアショック直前は2,700程度あったのに、現在は1,000前後で動いていますし、
ヘラクレス指数は4,000ぐらいだったのが、現在は2,000を切っているという悲惨な状況です。
ジャスダックインデックスもライブドアショック直前は140ぐらいあったのに現在は90も切っています。
TOPIXと比較してみると、ライブドアショック時は1,600〜1,700台をうろついており、現在も1,700前後なので、大差なし。
マネーゲーム化され、遊ばれ、そして終わる新興市場
ライブドアショック以降、未だ新興市場がマネーゲーム化しており(1つの銘柄が上場して、大騒ぎのうちに株価がみるみる上がるも、徐々に人気=売買高が薄れて株価も下落。気が付いたら初値割れ、さらに公開価格割れ)多くの銘柄がそうなっている現状です。
ライブドアショックの後に、新興市場復活の火付け役として期待されたインターネット企業のミクシィ(2121)でさえもあっけなく初値割れしちゃいましたから。
今回のデータを見ていると、「あーあ、暫くは戻らねぇなー」と、そんなパターンに嫌気が差して日本株に手を出すのを止めた人も多いんじゃないか、と思ってしまいます。
ジョインベスト証券の話
話をネット証券に戻して、現在、上記の大手5社に加えて野村グループの「ジョインベスト証券」が踏ん張っています。「4/5株式指数と人気銘柄。原発関連株とか携帯ゲーム機商戦とか」に一言だけ書いたんですが、ジョインベスト証券が新規口座開設数で1位にランクインしました。おお、すげえな、と思っていたら、こんな記事が。
市場規模の伸びが一巡したネット証券の今後(Klug)より引用:
ただ、新規顧客を獲得したジョインベスト証券のコスト負担は決して軽くありません。仮に3月の新規顧客(2万2856人)全員に5千円のキャッシュバックをしたとすると、ジョインベスト証券は、それだけで1億円以上のコストを負担したことになります。通常、キャッシュバックといったキャンペーンを実施する際には、キャッシュバックする現金と同額程度の広告宣伝費を投入しますので、ジョインベスト証券のコスト負担は、実際には(3月だけで)2,3億円程度になったと思われます。
ジョインベストは新規口座開設後5万円の入金で、5,000円のキャッシュバックキャンペーンを6月末までやっている様子。しかしかなりコストを垂れ流しての作戦だったんですね。。
ジョインベストは他にも魅力的なコンテンツが多くあり、投資ツール「ジョインベストエクスプレス」を口座開設者には無料で提供、他にも初心者向けのコンテンツが充実しています。ただ、逆を言えばそれだけ投資しているということで、手数料も他と比べて安いほう(だと思う)ため、どうやってリターンを生むのかはちょっと気になるところです。
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[関連記事]
4/5株式指数と人気銘柄。原発関連株とか携帯ゲーム機商戦とか
暴騰暴落株価銘柄ランキング3/23→30
私の株サイトで
こちらの記事を紹介させていただきましたので
ご連絡させて頂きました。
該当ページは、
http://1kabudekasegu.blog93.fc2.com/blog-entry-194.htmlです。
今後ともよろしくお願いします。
私は某証券会社勤務で3年目になります。
「今日の収益はどれだけできた?」ではなく、
「今日はどれだけいいアドバイスができた?」
と顧客第一の環境を維持してます
私のブログでも顧客第一としています
こちらのブログのようにすばらしいブログにもしたいです
よろしくおねがいします
Googleで「こちらの記事を紹介させていただきましたので」というキーワードで検索し、こちらのサイトにたどり着きました。
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このコメントを読み終わりましたら、私のコメントは削除いただいて構いません。
取り急ぎご連絡まで。