提訴したのはジェームズ・パチェンツァ氏。なんと賠償金額は500万ドルだという。
パチェンツァ氏側の主張:
・仕事中はアクセスしていない。IBMの社則にも反していない
・インターネットの利用時間は他の社員と同じ
・友人を戦争で失くした瞬間を目撃しており、PTSD(トラウマ)に。それを治療するためには刺激的な会話が必要。
・IBMではインターネット利用を推奨している
・もっとひどいことをする人もいた。会社の机の上で本番行為をしていたカップルは異動で済んだ。
・IBMでは精神疾患に対する支援がない
IBM側の主張:
・アダルトサイトのアクセスは明確なポリシー違反としている
・4ヶ月前に解雇の可能性は通達したにもかかわらず、アクセスしていた。
・性行動に関する障害は障害者法に記述されていない
うーん皆さんどうお思いになりましたか?
精神疾患の方の気持ちは分かるようで分かりませんし、日本とアメリカでは事情が異なるのでしょうが、ちょっとパチェンツァ氏の主張は受け入れ難いものがあると思います。いくらIBMでインターネット利用を推奨しているからと言っても、目的が情報収集だったらまだいいと思うんです。まあストレス発散も良しとしましょう。でもそれが「人目を忍んで」やらなきゃいけないようなことだったら無しでしょう。だいたい通告を受けてるんだったら、どうしてもという時は休暇を取って家からでもアクセスすれば良くないですか?
まあ…判決を待ちましょう。これで勝っちゃったらエライコッチャになるかもしれませんが。
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