夕刊フジ(Yahoo!動画)- 出た! ひろゆき、裁判所で生ホンネをキャッチ 1月30日(火)
Yahoo!動画で配信される夕刊フジの気になるニュースを見てみた。これがひどい。
まず最初に宣伝を見せられる。15秒×2回。その後キャスターのつまらない話が1分ほど続き、欲しいコンテンツは結局2分半頃から始まる。
配信される映像はなかなか綺麗だ。しかし当方の自宅回線(ADSL:速度は記事最後に付記)では見るに耐えないコマ落ちが連続。耐えかねて画質選択で「低画質」を選んだところ、なんとコンテンツが始めから再生された。しかも広告(15秒×2)までもう一度見せられる始末。Gyao同様、広告を出すことに必死で一利用者としては不快感が拭えない。さらに、CM再生中は画質を変更できない。つまり低画質で見たい場合は、CMを計4回(60秒)見なくてはならなくなる。
肝心のニュースは予想以上に内容が薄かった。ひろゆき氏が出廷したことのみを伝えるのに5分以上費やす。せっかくの動画配信も、その半分は新聞様の記事を表示した静止画。残りは社内の一角で話すキャスターの映像。
ではどうすればよかったのか
・我々は動画配信ニュースに「動くニュース」を求めている。決して喋るキャスターが見たいわけではない。今回のニュースで言えば"動くひろゆき氏の映像"を出せば良かったわけである。せめて裁判所の様子だけでもほしかった。
・ニュースを求める人はそんなに暇ではない。今回の内容程度ならば長くて2分で済ませるべきであった。キャスターの無駄話が多すぎる。
・再生前に画質が選択できること、また、一度CMを見た利用者が操作の度にCMを見なくて済むようにすること。間違って画面を閉じたときなど、またCMを見るのかと、開くのが非常に億劫になる。
以上の改善点が挙げられるだろう。
「放送と通信の融合(通信と放送の融合)」によってインターネット経由で様々な番組が閲覧できるようになった。まさに「多メディア・多チャンネル化」は進んでいるが、視聴者にとってストレスとなってしまっては、「ああ、やっぱインターネットってこんなものか」という感覚がいつまでも付きまとって、いつまでもテレビに勝てないままになってしまいそうだ。
「メディア」「コンテンツ」両サイドからの努力が必要とされるだろう。
なお、このADSL回線の環境は以下の通り。
回線速度測定結果
------ BNRスピードテスト (ダウンロード速度) ------
測定サイト: http://www.musen-lan.com/speed/ Ver3.5001
測定日時: 2007/01/31 11:19:13
回線/ISP/地域:
--------------------------------------------------
1.NTTPC(WebARENA)1: 1358.637kbps(1.358Mbps) 169.57kB/sec
2.NTTPC(WebARENA)2: 2088.08kbps(2.088Mbps) 260.51kB/sec
推定転送速度: 2088.08kbps(2.088Mbps) 260.51kB/sec
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NTT東日本・NTT西日本のフレッツ
フレッツ・光プレミアム、Bフレッツ、フレッツ・ADSL
------ BNRスピードテスト (ダウンロード速度) ------
測定サイト: http://www.musen-lan.com/speed/ Ver3.5001
測定日時: 2007/02/04 15:01:51
回線/ISP/地域: 日本海側のド田舎
--------------------------------------------------
1.NTTPC(WebARENA)1: 18572.062kbps(18.572Mbps) 2321.37kB/sec
2.NTTPC(WebARENA)2: 20208.894kbps(20.208Mbps) 2525.59kB/sec
推定転送速度: 20208.894kbps(20.208Mbps) 2525.59kB/sec
Bフレッツは田舎では速いんだね。
僕としては田舎にも関東圏のような電力会社のサービスがあってもいいと思います。
奥能登に原発をつくることを画策する(賛成・反対で町が二分寸前になり、最後は事実上白紙撤回に近い状態になったらしい。)暇があったら、もうちょっと頭を使ってもらいたいものですね。
まあ、商売するためでもなければ、そんなにスピードはいらないけどね。