銅はここ3年間続けて過去最高値を更新した。
2003年の銅鉱山崩落事故をきっかけに銅の価格があがり始めた。2005年には世界各地の銅鉱山でデモやスト、事故が頻発し、需要と供給のバランスが崩れた。ここに高騰を読んだ投資家からのマネーが流入し、その流れに乗って米国の年金資金が流れ込んだ。こうした高騰は今後続くことが予想され、それを狙ってまだまだ投資が続きそうだ。日本の年金資金も今後流れ込む可能性があり、いったん落ち着いてきている銅の価格は予断が許されない。
銅は、石油と同じく先細りの資源である。あと60年持たないとも言われている。この数字は新しい鉱脈の発見や、代替金属により変動するだろうが、投資に際しては決して遠すぎる未来ではない。
一方BSで放送されていたある番組では、インドネシアのPanasonic関連会社社長が紹介され、インタビューのなかで自国の製品製造業の倍増が見込まれると答えていた。
やれ造れよ売れよという時代は今が最盛期か。この流れの未来にあるのは世界的な原料不足による価格高騰と消費社会の減衰かもしれない。
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