「ESSE」2011年12月号を見て。
毎年この時期になると「あぁ、冬が来た」と思うと同時に少しずつニュースにもなってくるインフルエンザですが、今年は果たして・・?
厚生労働省は昨年と同様ワクチンを、季節性のA型2種類とB型の混合ワクチンに決定したそうです。
予防接種のページ(インフルエンザワクチン株)
A型のカリフォルニア(H1N1)、A型のビクトリア、B型のブリスベンの3種類混合ワクチン。
A型の「H1N1」と言われるものは記憶にも新しいかもしれませんが、「新型インフルエンザ」と言われたやつで、世界で14,000人以上の死者を出して「パンデミック」を巻き起こしたアレですね。2010年8月に終止符は打たれましたが。
今年流行るかもしれないとされているインフルエンザについて、初期症状は風邪と似ていてのどや鼻に現れることが多く、風邪との違いは急な高熱、頭痛、関節痛などの全身症状が強いことだそうです。
一番多い感染経路は咳やくしゃみなどの飛沫感染なので、マスクの着用が宜しいかと思われます。
ちなみに、国立感染症研究所さんの感染対策セミナーに行ったことがあるのですが、そこで学んだ有益なことが「咳エチケット」。感染症かどうかに関わらず、マスクを常備して咳が出そうなときは着用しておけばいいのですが、マスクがないけど咳が出る!そんなときはありませんか?ハンカチも無いしどうしよう・・そんなときは少しでも飛沫感染を防ぐために、腕で口と鼻をガードしてゲホッゴホッ!
なんかいい図がないかと思って探していたら宮崎県のウェブサイトにそれっぽい絵(PDFファイル)がありました。ポニーテールの女性の絵みたいな感じ。
あと、今年は東日本大震災の影響でワクチンの製造が遅れているところもあり、ワクチン不足が懸念されるため、早めのワクチン接種をお勧めします。