2011年12月号の日経トレンディを読んで。
飲まない、飲めない客層をターゲットにしたノンアルコール飲料。
ホッピーやキリンフリー、サントリーのオールフリーなどのビールテイスト飲料が売れたことは記憶に新しいことですが、ノンアルコールビール系のみならず、カクテルやワイン、さらにはなんと焼酎まで、色々な種類が出回っています。
かつての「飲みニケーション」の時代から一変、飲まない年代の方たちが増えている中、居酒屋業界はこのノンアルコール飲料に活路を見出しているところもあるようです。
外食業界ではノンアルコール飲料の宴会プラン、飲み放題プランなど様々な企画を提供しており、、居酒屋「土間土間」でお馴染みのレインズインターナショナルでは、「ママ会コース」というソフトドリンク飲み放題プランなんかも販売しているようです。「女子会」からさらにターゲットを絞ってきた感がありますね。
ママ会 - 土間土間
「ママ会」という名の示すとおり、女性をターゲットにしているところはありますが、ちょっと面白い記事を発見しました。
男女比率は、6:4か6.5:3.5ぐらいが理想で、
あまり女性比率が高くなりすぎると、
売上は実は芳しくない店が多いのです。
理由は、
●客単価が低くなる
●滞在時間がながくなる
確かに言われてみればそうかもと思わなくもないのですが、今後は男女問わず幅広い利用客層を狙ってその他のノンアルコールメニューの開発が増えてくるかもしれませんね。
で、最後「えっ」と思ったのが、ノンアルコールを酒飲み用に変化させてしまおうという動きもあるとのこと。なんと「オールフリー」を「○○割り」用素材として使うということも実験的にやっているらしく、もしかすると「焼酎のオールフリー割り」なんかも将来的に出てくるのかもしれませんね。
記事が気になった方はこちらをどうぞ。