2010ユーキャン新語流行語大賞ノミネート語で今年を振り返る

今年1年の中で流行った言葉を決める「ユーキャン新語・流行語大賞」。昨年の大賞は何だったか覚えているでしょうか。

2009年ユーキャン新語流行語大賞は「政権交代」、派手な語は少なめか

そう、「政権交代」だったのですが、今年のラインナップを見てみると激しく逆転しているイメージが見受けられます。

政治方面

・脱小沢／親小沢／反小沢
・２位じゃダメなんですか
・ルーピー
・イラ菅／ダメ菅／○○菅 etc.

もう去年から取り沙汰されていた「政治とカネ」問題で小沢氏や鳩山氏はこんな感じで、蓮舫大臣の「2位じゃダメなんですか」もちょっと庶民感覚を強調し過ぎちゃったかなという感があり、管氏に首相交代しても「○○管」・・と。ちなみに金沢では「ダラ管」という批判の声が聞かれました(参議院選で消費税増税→撤回の迷走ぶりで)。

芸能方面

・ＡＫＢ４８
・Ｋ‐ＰＯＰ
・・・ぜよ！ etc.

AKBは総選挙をやったり、じゃんけん大会でステージ位置を決めたりと、何かとサプライズイベントが多かったように思えますね。「K-POP」ってウィキペディアで調べたところによると和製英語で、韓国人は普通に「歌謡」というらしい・・。あれ、学生時代韓国語を習っていた(10年近く前)のですが、「K-POPって言うんだよ」と当時の韓国人先生は言っていたような・・？！
「ぜよ！」は流行ると思っていたぜよ！

スポーツ方面

・ブブゼラ
・パウル君
・本田△（ほんださんかっけー）
・岡ちゃん、ごめんね etc.

と、今年はW杯開催年だっただけあって、サッカー関連の用語がたくさん。タコのパウル(パオル)君は天寿を全うしてしまいましたが、ブブゼラは試合が終わっても音が頭から離れなかったですね・・。
(聴きすぎ注意)ブブゼラを使ったテクノリミックスあれこれ

高齢化社会方面

・名ばかり高齢者
・終活
・待機老人 etc.

「名ばかり高齢者」とはMSN産経ニュースの記事を見れば「あぁ、あれのことか」と分かるのですが、なかなか民生委員でも立ち入ることができないのが現状で、年金不正受給などにも繋がっているとしたら・・ちょっと恐ろしい問題ですね。
で、「家でお年寄りの介護/見守りが出来ない・・」と感じた家族は施設に入れるのもやむなし、ということでいざ入れようとすると・・一杯で。何十人待ち、何ヶ月待ちという問題が如実に表されているのが「待機老人」という言葉。できるだけ早いうちに、もしものときの終末期(ターミナル)の設計をしておきましょうねというのが「終活」でしょうかね・・。これに関しては、横浜で信頼できる行政書士さんがいるので紹介リンクしときます。
遺言・相続・高齢者支援専門の行政書士事務所（横浜市金沢区） シニアライフ・サポート行政書士事務所

IT・ネット社会方面

・iPad
・ガラパゴス（ガラケー）
・なう
・リア充 etc.

iPadがもし大賞になったらAppleのスティーブ・ジョブズ氏が駆けつけてくれるんでしょうか？そんなことはないか。ソフトバンクの孫さんに期待。「なう」はツイッターやってる人はもうお分かりかもしれませんが・・。
で、iPadに近いiPhoneなどのスマートフォンが日本にやってきてから「ガラケー」という言葉が使われ始めてきたような気がします。
twitterの「なう」の意味と使い方
「リア充」は「リアルで充実してる」・・ネット上で充実してるの対義語みたいなもんでしょうかね。

ということで、個人的にはバランス良くノミネート語が出てきたと思います。個人的に気になるのは高齢化社会分野で、何かしらの手を打たないとヤバくなってくるんじゃないかな？と。

参考記事

新語・流行語大賞候補に「なう」「iPad」「ガラケー」「本田△」「岡ちゃん、ごめんね」 - ITmedia News
Business Media 誠：本田△からAKB48まで――2010年流行語大賞候補発表