本日のNHK金沢で、石川県スポーツ吹矢協会の新田忠昭(ただあき)さんが新田次郎著「八甲田山死の彷徨」を紹介しました。
この物語は1902年、研究の為に軍部が行った雪中行軍で実際に起こった遭難事故を題材に書かれています。
忠昭さんは管理職研修で「八甲田山死の彷徨」と出会い、この作品から「判断する場合は、周りの人達のことも考えて慎重に行わなければならない」という教訓を得たとのことでした。
この本の入手や記者自身の所感については以下から。
記者所感
物語の前半は状況説明や登場人物の個性描写になっており非常に退屈でした。当時は本を読む癖がなかったため、前半だけで1ヶ月かかりました。後半は非常にエキサイティングな展開になっています。3日ほどで滑るように読めました。
私は当時高校1年生で、この本を機に活字を読むようになりました。現代文の成績も上昇。小説の楽しさがわかった一冊でした。
入手
古い小説なので書店には無いかもしれません。書店で注文するよりは amazon の方が早いです。時間に余裕があれば古本屋巡りがおすすめ。ほぼ間違いなく105円でしょう。
注
「八甲田山死の彷徨」が現代文の成績を上げる可能性はありますが、効果は保証いたしかねます。タグ:小説