「Internet Archive」というサイトがあるのをご存知でしょうか。昔から不定期的にネット上のありとあらゆるサイトのデータを収集して、いつでもそれを閲覧可能にしているというもの。
なかなか興味深いのですが、1998年のグーグルや1996年のヤフーなども見ることができます。年代別にもいろいろ保存されていますので、世界を引っ張る企業になるまでの成長ぶりも見ることができます。
さて、Internet Watchでこんな記事を見つけました。
国会図書館、国や自治体サイトの収集保存事業を開始 -INTERNET Watch
国会図書館では、公的機関の発行する報告書などの資料が紙媒体からWeb版へと移行していることに伴ない、紙資料を納本制度により保存することと同様に、 Web版も収集・保存する必要があると説明。国会図書館では2002年から、各公的機関に個別に許諾を得てWebの収集・保存を行ってきたが、1日からは改正法(国立国会図書館法の一部を改正する法律)の施行により許諾を得ずに収集することが可能となった。
逆に考えると、4月1日まではWebベースでデータ収集が行えなかったということでしょうか?各機関の連携は必要不可欠なだけに、今から少しでも多く、早く情報を共有できるようにし、その検索も優れたものにしなければならないと思います。
もちろん今までの歴史はウィキペディアなどのサイトに頼ればいいと思うのですが、あくまで概略しか書かれていないので、永久保存版として、詳細を掲載することできっと後々役に立つこともあるはずです。人の記憶力には限界がありますから・・。
国会図書館へのリンクはこちらです。
インターネット資料収集保存事業(ウェブサイト版) | 国立国会図書館