応援させて頂いたのは(民主党)元衆議院議員の桑原豊さん。なぜ民主党にカッコが付いているのか、についてお伝えしなければなりませんね・・。
まずはウィキペディアに書かれている謎に迫ります。キーワードは「多選」。多選とは何度も何度も同じ人が選挙で当選することです。特に地方の場合、首長(知事・市町村長)が多選すると、一部の取り巻きによって地方政治の利権が独占/寡占されてしまうおそれがあります。
ウィキペディアの記述と民主党のマニフェスト
(民主党県連も支援する)石川県知事谷本正憲の多選を批判して出馬表明し民主党県連から役職停止処分
一方、民主党のマニフェストを見てみると、
首長の多選制限
談合事件に絡んで多選の首長が逮捕されるなど、首長の多選に対する批判が高まっています。職業選択の自由など憲法上の問題に留意しながら、地方自治体の首長の4選禁止の制度化について検討していきます。
なお、民主党は既に2001年から4期目以上を目指す知事・指定都市市長に対しては、選挙で推薦しないこととしています。
民主党の本部では多選を禁止する一方で、民主・石川県連は多選(当時4選)を容認して谷本正憲氏をバックアップ、しかもそれを自民・公明・社民が相乗りしている状態です。何の組織もなく窮地に立たされた桑原さん。残された手は草の根運動しかありません。
草の根をiPhoneで中継
石川県内各地を飛び回り、ミニ集会や街宣活動のみに頼って今後の石川県のあり方を訴えていきました。
「私がお手伝いできることは何だろう?!」とITジャーナリストの神田敏晶さんにもお話を伺いつつ考えた結果、まずは街頭演説を動画中継サイト「Ustream」でアップロードして、ツイッターでそれを広めようという結論でいきました。
街宣を続けるにつれて、ツイッターのフォロワーも少しずつ増えるようになってきてくれました。石川県の政治に関する質問も少しずつ活発になってきました。「●●ダムの建設についてどう思う?」という質問や、「新幹線が来たら在来線ヤバイんじゃないの?」など、ローカルな話題に直撃し、その度に桑原さんを捕まえて「どういう風に思いますか?」と質問、サッと考えをまとめあげて、ツイッターで返信しました。
歩きながら考える
すると、次の街頭演説から新幹線や公共工事のことについて触れるなど、どんどんと街宣内容がブラッシュアップされていきました。
数々の現場、そしてネットの現場にも飛び込んで積極的に意見を聞き、その代弁者として訴えかける。まさに「歩きながら考える」。ブログのタイトルそのものとなっていました。
全部話すと長くなるので今回はこのへんで。分割連載していきます。最後に桑原豊さんのブログをご紹介して締めましょう。
参照リンク
桑原ゆたかblog 「歩きながら考える」