昨日偶然ローカルニュースを見ていたとき、「針供養」の特集がやっていました。地元の高校生たちが家庭科の実習で使って折れた裁縫用の針を供養するという行事。学校の体育館(と思しきところ)に宮司さんがやってきて大々的に供養している姿が初めて見る私にとっては鮮烈でした。
関連ニュースはこんなところでしょうか。
きもの専門学校で恒例行事の針供養 - MSN産経ニュース
ウィキペディアによれば、昨日12月8日が針供養という説、その他に2月8日もそうなのらしいです。
気になっていろいろと検索していたらこんなページにたどり着きました。
浅草寺|年中行事 針供養会
関東〜東北地方や、九州の一部は2月8日に、関西以西では12月8日とする所が多いようです。この両日はそれぞれ「物忌み日」とされており、ともに忌み慎む日として針仕事を休んだことが、その派生として針供養の風習が生まれたといえましょう。
物忌みに関連してのことだったのですか、なかなか昔からの風習、興味深いものがあります。
話変わって、年末の大掃除シーズンがやってまいりました。針供養とまではいきませんが、日ごろ使っているものに感謝の意を表しつつ、使えるモノ、使えないものをもう一度見直したり、壊れたモノはリサイクルに出したり、自分の周りを囲むモノの大事さ・ありがたさをもう一度見つめ直してみるのも有りかもしれませんね。