「SF311」という、Twitterを行政で使う事例もあるようです。関連記事を調べてみたらこんなところでしょうか。
Twitterに市の苦情窓口(行政プロセスの可視化) | ZEROFACES
サンフランシスコ市がTwitterでの苦情受付を開始
コールセンターで採用:サンフランシスコ市、Twitterを市民窓口に追加 - ITmedia エンタープライズ
Twitter Nightの中で「コールセンター代わりに利用することで、透明化を測ることができたんじゃないだろうか」という話が出てきました。
プロセス的には、まず
市民が(ゴミ問題や落書きなどの)苦情をTwitterのダイレクトメッセージを使って送る
→SF311(サンフランシスコの苦情受付係)が関連部署にメッセージを出す
→関係する部署が問題解決に向けて動き出す
→SF311が進捗状況をTwitter上で表示
みたいな感じなのですが、関係する部署とのやりとりもTwitterで行われているものがあったとかいう話で、「どこに連絡してどうやって対応しているのか」みたいなことまで市政が丸見えになっちゃうところがすごい。
大学のときに行政学を習った方はもうお分かりでしょうが、日本でこれをやろうとすると様々な無理が生じます。決済、決済、ハンコ、ハンコ、・・・みたいな感じで。
個人的な感想として、各種行政手続きに行ったときに、時間が掛かっているのを見て「何でそんなに待たされるんだ」と思うのですが、「今、これやってます!」とリアルタイムで見せてくれたらちょっと安堵するかもしれない、そんな感じです。