

マイクロソフトのファイナンス管理ソフト「Microsoft Money」が販売を終了するようです。この製品、結構昔からあっただけに「販売終了」というニュースはちょっとどことなく悲しいような。
Microsoft Moneyの提供打ち切りは、2009年1月よりスタートした同社の一連の経費節減計画に伴う、各種の主な製品サービスの見直しの一環である。 Microsoftは3月にオンライン百科事典の「Encarta」の終了を発表したほか、ウイルス対策ソフトの「Windows OneCare」の打ち切りもそれ以前にアナウンスしていた。
百科事典ソフト「エンカルタ」も、ウィキペディアが発達するまでは調べ物にとっても便利なソフトで、幼い頃の私の脳味噌にいろんな知識を入れてくれた記憶もあります。シェアがウィキペディアに取られたんでしょうか・・。
現在ファイナンス管理ツールとしてメジャーなものは何か?と聞かれると「MoneyLook」あたりでしょうか?それ以外はあまり知らないのですが(知っている方いたら教えてください)、基本的に私はExcelで管理して不十分がないので、そうやっています。
他、三井住友VISAのクレジットカードの管理画面で「Microsoft Moneyにエクスポート」という項目がありましたが、あのサービスもどうなってしまうのやら・・。
しかしちょっとマイクロソフトからの声明が泣けます。
「当社は、長きにわたりMicrosoft Moneyを熱心に支持してきた多くの献身的なユーザー、財務管理のデジタル化を切り開く手助けとなった金融機関パートナーに感謝を述べたい」と語った。
そう、「財務管理のデジタル化」。ネットバンキングなどもそうなのでしょうが、これのお陰で通帳と電卓の睨めっこは基本的にしなくて済むようになる、それの歴史を切り開いてくれてありがとう、とマイクロソフトに言いたいですね。
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