

辻井さんは生まれつき目が見えない、いわゆる「全盲」なのですが、だからこそ人よりも音を繊細に感じることができるのかもしれません。
YouTubeあたりに映像が上がってないかな、と思って見てみたら、ありました。
YouTube - Cliburn 2009 Nobuyuki Tsujii
なんだか分からないまま、目を閉じて聞いてみましたが、途中で出てくる有名なショパンの「別れの曲」あたりもよく曲を感じさせてくれるような気がします(ちょっと高音質で聞いてみたくなりますが)。
ウィキペディアに辻井さんの凄いエピソードが載っていました。
辻井伸行の両親が、伸行の耳の力を確信したのは、生後八ヶ月の頃。それまで毎日聴かせていたショパンの「英雄ポロネーズ」のCDに傷がついてしまい、あわてて辻井いつ子は同じ曲が入ったCDを買って伸行に聴かせても、機嫌が悪いまま。 はじめは、「同じ曲なのに何で前のようにご機嫌にならないのだろう」と辻井いつ子は思ったが、ほどなくして「もしかしてピアニストがブーニンではないのが気に入らない」と気づく。
8ヶ月にしてピアニストの違いが分かる、というのは凄いことですが、そのことに気づいた両親にもびっくりします。
バン・クライバーン国際ピアノコン:全盲の辻井さん優勝 快挙に「夢のよう」 - 毎日jp(毎日新聞)によれば、6月13日〜7月にかけては日本で凱旋公演(?)となりますが、機会があれば是非聴きに行ってみたいものです。
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いや、むしろ目が見えないってことはハンディキャップじゃなく、アドバンテージにもなり得るんじゃないかなって思うんですよ。いろんな意味で。
もちろん家族や恩師の支えあっての優勝だし、テレビなどでも取り上げられているので、応援したくなる。
見てる側としては、純粋にファンとして惹きつけられる要素もたくさんあるんじゃないかなと。
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