アメリカでの2009年第1四半期(1月〜3月)、ネット広告収入に関するレポートがリリースされていますが、それによると、前期(2008年10〜12月)と比べて5パーセント程度の落ち込みを見せているとのこと。
2008年10月と言えばサブプライムローン問題が本格化し始めて、ダウ平均株価が10,000ドルを割り始め、およそ8,000ドル台で推移していたとき。そして年明け2009年の年明けはさらに下落、6,500ドル台まで下がっており、かなりのパニックに陥っていたから仕方がないのかな、と思います。
何か比較するものさしが無いかな、と思って他メディアの情報を調べてみると、新聞業界はもの凄い下落を受けているようです・・。
データによると、2009年第1四半期の新聞広告総売上は、史上最悪の28.28%減で、これは前年同期比$2.6B(26億ドル)以上の広告収入急落を意味している。
ネット広告のグラフはCNETの元記事にありますが、2008年第1四半期と比べると・・5%減までいかないような気がするので、それほど心配はないのかな?とも思いますが・・。
結構前に前に大学のマーケティング論などで学んだときは「企業が出す広告費の総和はほぼ変わらないだろう」ということを教わった覚えがあるのですが、この「100年に1度の大不況」と言われる時代だけは別の話だったということでしょうね・・。
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