「ムーアの法則」という言葉をご存知でしょうか。コンピュータの計算能力が18ヶ月ごとに2倍になる、というトレンドを説明したものなんですが、グーグルには「ペイジの法則」というものがあるらしいです。
「ペイジ」というのはグーグルの共同設立者、ラリー・ペイジ氏のことだと思うのですが、グーグル社内で使われているキーワードの一つだということです。
Brin氏はGoogle社内で「ペイジの法則」と呼ばれているLarry Page氏の言葉を紹介した。
「18カ月ごとに、ソフトウェアのスピードは半減する」
ソフトウェアに豊かな機能が求められる現在、同じ環境ではどんどんソフトウェアの実行速度が遅くなっていくことを指摘する言葉だ。
Brin氏というのはページ氏と一緒にグーグルを創業した共同設立者(英語で言うところの“co-founder”がふさわしいかな)、セルゲイ(サーゲイ)・ブリン氏のことで、確かにこの言葉は的を射ているような感じがします。
身近なたとえで言うと、同じパソコンでWindows XPからVistaに乗り換えると・・どうなるでしょうか。めちゃめちゃソフトの処理速度が落ちてしまうというような感じでしょうね。
ムーアの法則と同時進行でソフトの遅さもグングン重くなってしまって、結局「実感としては」遅く感じてしまうってわけでしょうかね。残念なことに・・。
が、グーグル内でこの言葉が使われているということは、ある程度スピードを意識したソフト開発が進められているのだろうな・・というのが実感です。グーグルで単語を検索して、0.1秒以内に反応が返ってくるという快感も個人的には好きなところです。
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