さて、私の座右の銘は「ググレカス」(気になったことはGoogleで検索しろ!)なのですが、それが功を奏してなのか、ある程度経済に詳しい人の話についていけたりなんかもします(さすがに専門用語でガッチガチに固められた会話にはついていけませんが)。
で、この本。「経済なんて難しすぎる」なんて人向けに最近の動向などをGoogleの検索術と一緒に組み合わせたような感じの出来になっています。
目次を見てみると
第1章 グーグルのすごさを知れば、近未来のビジネスが見える!―グーグルの決算書を解剖しよう!
第2章 なぜ、グーグルが勝つのか?―グーグルから見えた!新・経済学のキーワード
第3章 金儲けのキーワードはグーグルで探せ!―証券化、デリバティブなどを知っておこう!
第4章 グーグルニュースから学ぶ世界経済の行方―「資源高」「人口増加」「食糧問題」「エコ」で世界経済は大きく変わる!
第5章 グーグルニュースから学ぶ日本経済の行方―「人口減少」「格差」「財政不安」「低金利」が日本を動かす!
特別付録 グーグルを使い倒そう!―できる人はグーグルをこう使う!
となっていますが、私的に書き直すと
第1章 グーグル会計学
第2章 グーグル経営学
第3章 グーグル金融学
第4章 グーグル経済学
第5章 グーグル政治学
みたいな感じですかね。お金のことにあんまり興味関心が無い人にとっては新たな発見が得られる一冊かもしれません。
しかしAmazonの書評を見てみると、結構辛口なコメントは出ています。普段Googleを使い倒している人から見てみると当然なのかもしれませんが、「Googleほとんど使ってないよ・・」+「マネーのこと知りたいんだけど・・」という人にとってはおすすめかもしれません。
タイトルに書いてあった「Yahoo!信者に明日は無い」・・はちょっとアレですが。「株価」と検索すれば一番上にYahoo!ファイナンスが来てますからねぇ・・。ネットに繋げているときは数時間に1回のペースで見てます・・。
まあなんせ、肩の力を抜いて読める本なので、身近なことから経済に接するにはこの本片手にGoogleでいろんなことを検索してみてはどうでしょうか。
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