文藝春秋から出ているオピニオン誌「諸君!」が6月号を最後に休刊するそうです。その6月号に、産経新聞から出ているオピニオン誌「正論」の広告が掲載されており、「『諸君!』の四十年に深甚なる敬意を表します」というコピーとともに掲載されているのが面白い。ビジネス上見ればライバル誌なのに、広告が清々しく感じてしまうのは私だけでしょうか。
「諸君!」の内田博人編集長は最後の編集後記で「長年の盟友にして、良きライバルだった雑誌『正論』にエールを送ります。一層のご健闘を。上島編集長、後はよろしく頼みました」と記した。正論の広告を掲載したことについては本紙の取材に対して「大変光栄なこと。読者から見れば明確なメッセージとなって心強い。安心した気持ちだ」と述べた。
新聞・雑誌・テレビ・ラジオの既存4大マスメディアの広告費がジワリジワリとネットに食われているのは時代の波として、最近雑誌の休刊・廃刊が目立ちます。
40年間も続けてきたオピニオンやコラムがここで途切れてしまうのは残念ですが、私もブログを書き続けて3年目、未だ事の本質を追究したような記事は書いてないように思います(というよりは事実を事実として捉えて、それを書き続けていくうちに何かが見えると思って書き続けているのですが)。
これから40年後、ブログという形のメディアが残っているのかどうかは謎ですが、可能な限り何かを書いて何かを発信し続けられたらいいな・・という漠然とした思いです。。
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